2010-1-8 海が見える南の山 龍仙山


「シゲさん」は6年前の冬、熊野古道を歩いてから海が見える山を好んで登っている。南勢町の龍仙山は3年ぶりの再訪だ。名古屋なんぞは風が身を切るように冷たいが、熊野灘を走る黒潮に温められたのか頬を撫でる風が気持ちよく暖かい。天気もよく眼下の五ヶ所湾が手に取るようだった。藪椿の赤い花は時期がやや遅く色あせていたのが残念。誰もいない山頂で暖かい日差しを浴び眺望を楽しむ。下りは神籠石なるものを見て降りた。誰もいないと思っていたら若い(と見えた)女性が一人走って山を下りてきた。山岳トレイルでもやっているのだろうか。聞きそびれてしまった。五ヶ所の魚屋でかつおとアジを買い、弘法の湯農産物販売場で秋刀魚寿司を買って帰った。