2010-1-16 隣町へポタ


夕べはよく眠れんかった。つい朝寝坊。夜は町内の寄り合いがあるので門限が厳しい。ということで隣町まで木曽川を見に行くことにした。自転車は日常の用事に使っているBIANCHI-LUPO。32Cのタイヤは段差の多い市街地の走行で威力を発揮する。なるべく車の少ない路を選びながら西へ西へと走る。

白い鈴鹿の山並みが近づいてくる。近年は暖かい冬が多く雪化粧した鈴鹿の山を見ることが少なかったが、ここ数日の冷え込みで山も白くなっている。あの白い山々で遊んでいたのはいつの日のことか。遥か記憶の底に淀んだままだ。冷たい鈴鹿颪に吹かれながらペダルを漕ぐ。海南こどもの国へ寄る。この寒さの中駆け回っている子供たちに元気をもらってさらに西へ。

ゆっくり休んで食事を取れる場所を探しながら走ると静かな公園があった。もう木曽川も近い。曇り空の中から薄い陽射しが差し込む。何よりの贈り物だ。
はと、雀、カラス、ツバメ・・・・これが「シゲさん」の知っている鳥の名前のすべて。昔、とんびぃーずというクラブに入っていたがとんびとオオタカの区別もつかない。足下にいる鳥の名前が分かるはずがない。寂しいことだ、と思った。FOXさんのブログにあった鳥の絵柄の下敷きを買おうと思った。
鳥だけじゃない。木の名前だって松、梅、桜、柳、ポプラ、杉、桧・・・あ、猫柳も知っている。植物の下敷きもさがさなきゃ-。走行距離47km。