畦道の風景


お千代保さんの奈良漬は我が家のお気に入り。
3月に月ヶ瀬で買ったやつも
梅時に、庭先で店を広げる川売のばあさんの店で買ったやつもいまいち。
そこでお千代保さんまで買いに行くことに。
車で行ったんじゃつまらんので、木曽三川公園から自転車で輪中地帯をのんびり走りながら行くことにした。

途中、畦道に腰をおろして、穂先をそろえた麦を見ながら
作ってきた特製のお握りを喰う。
穂先の向こうは養老の山。
ひばりが天高く忙しそうにさえずっている。
誰もいない静かな田園地帯。
ひばりの声しか聞こえない。


この花、畦道のあちこちで見かけた。なんていう名前だろう。図鑑で探す根気もなし。


タンポポの胞子が
子孫を残そうと風を待っていた。
水を張った田圃には小さな生き物が動いていた。
そこまでは写らないね。


おや?これはどうしたことだ? 今は緑萌える季節なのに。カーソンおばさんが胸を痛める風景にも出くわした。
往復33km。まっ平らな道だけど、疲れた。背中の奈良漬3ヶがやけに重く感じた。



これは庭のフリージア
手入れもせずにほったらかしだけど、
今年も花をつけた。