２００９年１１月２３日 旧東海道探訪ツーリング 熱田神宮〜新居宿

いつもは「熊出没注意」の看板を見ながら年甲斐もなく山間部を探索しているが１１月は腰の古傷が痛み出したりして今ひとつ調子が出ない。４０４０倶楽部の香嵐渓ＯＦＦに参加できなかったことは残念だった。このごろ天気も変わりやすく出かける踏ん切りがつかない。ところが朝起きると雲ひとつない快晴。「もったいない、どこか行こう」。頭の中では走りたい候補地がぐるぐる回る。朝寝坊したためどこも無理で結局数年前徒歩で旅したことのある旧東海道を熱田神宮辺りから走ることにした。
１０時３０分スタート（遅い！）
旧街道を歩いたことのある人はお分かりですが、都会の中ではどこが旧街道なのかよく分かりません。路地のようなところもあり標識もないのでうろうろします。よく見れば格子戸の古い民家があったりするものですが。名古屋南西部に住む私は、南東部から北西部にかけて名古屋市を通過している旧街道をうろうろ覚えで、大都会の中をだいぶうろうろしましたが無事有松宿に到着。

郊外に出れば以前の記憶でそれほど迷うこともなく知立宿へ。ここで当時ＮＨＫの企画で東海道を歩いていたサッカーの岩本選手とすれ違い握手をしたことを思い出す。かみさんは天にも昇る気持ちで岩本選手と握手したことをあちこちに電話していた。知立の松並木を快適に走ると岡崎だ。連続ＴＶドラマの舞台八丁味噌の里はここ。

八丁味噌の里から岡崎城は目と鼻の先。岡崎城は木立に囲まれてなかなか撮影ポイントが見つからない。やっとトイレ横に撮影ポイントを見つけ写したが、出てきた女性に怪訝な顔をされた。

旧東海道は時々国道１号線に吸収される。交通量が多く普段はとても走る気になれないが今日は休日。意外と車が少ないので国道も快適に飛ばした。そして御油の松並木へ。大勢の人がこの松並木を散策していた。

豊橋の吉田城は遠くから望遠でひきつけ写した。

豊橋市内の１号線は休日でも車が多く、時々すぐ横を走り抜けていく車がある。「秋の日はつるべ落とし」時間と競争で走る。白須賀宿の先の潮見坂では夕闇迫る太平洋を写したが、写真では空と海の区別がつかずカット。感動的な風景だったのに残念。浜松まで走る計画だったが暗くなってしまったので断念。何か警戒中のおまわりさんがいたのでＪＲ新居駅の場所を聞く。おまわりさんは親切に付き添ってまで教えてくれた。感謝。１６:５０新居駅到着。輪行袋の紐をシートの取っ手にくくりつけ倒れないようにして深々とシートに身を沈めた。