2010-2-20 4040愛知梅見ポタ


木曽三川公園を9:40頃出発。wakaさんの案内で畦道や路地のような狭い道を走る。車が来ないので安心だ。
途中の公園でトイレ休憩。風は冷たく養老の山のほうから怪しげな雪雲が流れてきた。

最初の目的地はお千代保稲荷
腹が減ったのでまず飯、と言う声もあったがここはまず参拝が先と油揚げ(30円)を買いお稲荷さんに祈りを捧げる。
お稲荷さんにあげたこの油揚げはどうするのだろう? 肥料なんかにするんだろうか? まさか再利用することはないだろう。貧乏人根性のシゲは色々考えた。
油揚げはともかくこの封を切った酒はどうするんだろう?

参拝を終えてからお楽しみの昼食。お稲荷さんの裏手にある「ちょぼ蔵」という店に入った。
かき揚げうどんの注文が多かった。うどんは腰があり、久しぶりに旨いうどんを食った。かき揚げも海老がたっぷりと入ったもので良心的だ。
店の大将に頼んで写真をとってもらった。にしやんはムービーを回してもらっていた。出来栄えが楽しみだ。

食後再び参道を散策。串かつ屋が多くどこも人だかりがしていた。ちょぼ蔵の大将はお千代保稲荷と串かつはとくに繋がりはないと言っていた。食べ物屋の前に行列ができると並びたくなる、というあの心理か。
この寒空に大変な人出だ。カメラを頭の上にあげて群集を写したら偶然4040のメンバーが数人写っていた。
こんどはお土産だ。中馬のお雛様ポタではキウイを買ってかみさんにほめられたので今日も何かを、と探した。でかい干し柿が15個あまり入って500円。これに決めた。
家に帰ってかみさんに見せたら、「おとうさん、生産者の名前が入っとらんがね」「こんなもん中国のもんにきまっとるわ」「種無しって、薬で種が溶かしたるんだわ」。と、さんざんだった。
そういえば気のせいか甘味が変だ。気持ちが悪くなり残りは捨ててしまった。養老電鉄の車内でこの干し柿を食べたパイさん、アントンさん、大丈夫かな。
シゲが現役を引退してから遠ざかっているトレーサビリティの世界は、主婦たちにしっかりと受け継がれているようだ。

百梅園の梅は一分咲き程度。寒いし見物人は少なかった。
写っている緑のジャージーと青いパンツの後姿はアントンさん。
寒いので梅見物もほどほどに、地元のおばさんたちが店を出していたぜんざいに行列を作った。吹きさらしの野外で食べたぜんざいは素朴な甘さで旨かった。

三重爺さんの勇姿は初詣ポタではうまくとれなかったのでこの日は狙っていた。
これは水門川のダートな堤防上を走る三重爺さん。初詣ポタの時とはちょっと車種が違う。聞けばリカを3台持っているということだった。
十数台の自転車集団の最後尾を悠々とリカで走る三重爺さんの姿は決まっていた。今日も多くの人の目を引いたに違いない。

大垣は松尾芭蕉奥の細道終焉の地。芭蕉にまつわる遺跡、遺構が散在している。そんなものを見ながら水門川沿いに走る。
wakaさんが停まったのはTVでも紹介されたという枡屋の前。シゲは桧作りの五杓枡が欲しかった。山ちゃんは「仕事が来枡」という枡を欲しがっていた。
一人しかいない店員は長電話中でいつまで待っても終わらない。機転の利かない店番は商機を逸したようだ。

大垣駅で、自転車の大集団を見た駅員はあわてたのだろう。「こんな団体は予約がないと」とか、「一度には乗せれない」とか色々言っていたようだが、車内はこんなものでがらがら。
一両に4台ずつ分乗して発車。車内は暖かくついうとうとしてしまうが、停車するたびに寒気が車内に入るのと、扉の立て付けが悪く開閉の騒音で眠気を覚まされた。