2010-2-21 中馬の草餅を求めて


前日の梅見ポタは粉雪の降る寒さだった。梅がほとんどつぼみだったのが残念で再び梅見ポタを計画した。予定では伊賀上野から月ヶ瀬の梅林を訪ねようと考えていたが朝寝坊で断念。急遽足助の里に梅を探しに行くことにした。
水源公園を10:30ころスタートし、お雛様ポタとは逆周りに巴川沿いに走る。
早速川沿いの畑に小さな梅林がありそのうちの一本が満開に近い。ヤッタゼベイビー!と思い記念撮影。ふくよかな香りでした。

小さな梅畑からしばらく走ると今度は大きな一本杉。
花粉をたわわにまとい、ひと風吹けば飛び散らん、と待ち構えているようです。
シゲは花粉には免疫があったが、年を重ねるに従って鼻がむずむずするようになっている。春は自転車のシーズンなのになぁ。

九久平交差点から国道301に入る。しばらくして登り坂がきつくなったころ道端に「タラの芽直売所」の看板。シゲはタラの芽に目がない。若い頃(と言っても40台だが)新緑の季節になるとタラの芽を求めて愛知・三重・岐阜の山はおろか遠く長野県の山まで探しに行った。
どうせ栽培ものだろう、と思って覗いて驚いた。売られているタラの芽が親指ほどの大きさだ。「もっと大きいのないの」と聞くと奥のビニールハウスへ案内してくれた。そこには発泡スチロールの箱で栽培されているタラの芽の群れがあった。せめて畑で栽培されているものじゃないと、と思い買う気が起きない。



県道361へ左折する。今日のお目当てはこの県道だ。
日本の原風景を想像させる穏やかな山村を走る。こんな風景の中を走るのは自転車乗り冥利に尽きるナ、と思いながら走っていくと道端に満開の蝋梅が甘い香りを放ってシゲを誘った。
甘い香りに満足した後は足助町追分交差点目指してまっしぐらにdown-hill。
爽快!爽快!

再び中馬のお雛様を見に足助へ向かう。今日は暖かく人出が一段と多い。目的はひとつ、これ。
お雛様ポタの時は腹が一杯で食べられず指をくわえていたがこの草餅が気になっていた。今日は若者が焼いていた。あのおばあさんはすぐ横にいたから若者は息子か?孫か?聞きぞこなった。
草餅に満足して追分の交差点に戻る。

この橋を渡ると追分の交差点は目の前。
県道358を矢作川に向かう。摺町辺りを過ぎると県道は一段と狭くなり、車1台も通れないくらいになる。放し飼いの犬(野犬か?)に追いかけられて冷や汗をかいた。
矢作川左岸の県道を走り続け勘八峡へ。豊田スタジアム経由で水源公園へ。
ところがお雛様ポタで走った矢作川右岸の自転車道路に出られず、豊田の町をちょっとうろうろしてから水源公園に戻った。あの赤い橋を渡ったのだが、それから先がちんぷんかんぷんだった。