2010-3-8 二ノ瀬峠


菜種梅雨、昔の人の表現はうまい。最近毎日雨だ。うんざり。
この日、一瞬の晴れ間をぬって午後、二ノ瀬峠へ向かった。
最近物忘れがひどい。出かけようとしたが車のキーが見当たらない。待てよ、自転車を積んだときドアが開いた。あれは夕べロックを忘れたのか、それとも今朝開けたのか?それも記憶にない。
これはいよいよ変だ。「病院へ行って脳のCTを撮ろうかな」。「歳相応にスカスカになっとるだけだわ」と、かみさん。
認知症かもしれん」。「認知症だっても、そんなもん病院行ったってなおーせんわ」との返事。
なんとかキーを探して木曽三川公園へ向かう。車中で、
「ありゃ、デジカメ忘れた」ブログの写真がとれん。出かけに作った特製のお茶も、忘れた。ほんとに変だ!
と、言うわけで今回の写真は以前写したものをパクった。これは2年前の写真。二ノ瀬峠の入り口、県道25に入って保育園から少し登ったとこにある梅。
この日もちょうどこんな咲き具合。
梅に見送られてシゲを鍛えてくれた?二ノ瀬峠へ向かう。

二ノ瀬峠、最初は2007年5月。「登れなければ歩けばいいじゃないか」。軽い気持ちで勾配のゆるい員弁側から走り、ほんとに1/3ほど歩いてしまった。
次に11月、ビンディングペダルという新装備で同じく員弁側から。歩く距離が5月より半分ほどになった。
2008年3月、海津側から。歩きはしなかったが何回休んだことか。そして5月にTREK2.3を購入し、11月、ついに一度も休むことなく保育園から峠まで登りきった。
嬉しかった。感激した。前期高齢者になっても「向上」が実感できるとは。これは2008年6月の写真。山々の緑が濃い。

菜種梅雨の晴れ間、この日を待ち構えたように多くの自転車屋に会った。みんな、どんどんと追い抜いていく。
4040の人はいなかったようだ。やっぱりジャージーは必要だ。
峠へ着き山上庭園へ梅を見に行く。残念ながら写真のように咲いていなかった。もう1週間もすればこれぐらいに咲くだろう。
下山。福岡大橋で揖斐川を渡り海津市に入る。走ったことのない道を選んで走る。中江川沿いに延々と続く桜並木を発見。桜の咲く季節にポタリングすると楽しいだろう。
走行距離50km。
木曽三川公園は第2月曜日が休園日で駐車場が使えません。今日は木曽川右岸(長良川左岸)の堤防空き地に停めました。