2010-5-6 結婚記念ポタ答志島
















答志島は鳥羽水族館の目の前にある島だ。島を唯一の県道が縦断しているが端から端まで走っても10kmに満たない小さな島だ。2年前、女房とこの島をポタろうと上陸したが、BD-1がパンク。チューブは持っていたが空気入れを忘れ、土地の人に頼んで空気入れを探したが、フレンチバルブに合う口金はとうとう見つからず、あきらめたいきさつがある。今回はそのリベンジ?だ。
右は連絡船室内。答志島桃取漁港まで7,8分。430円。自転車代140円。左は上陸した桃取漁港。




島を縦断している県道答志桃取線は答志スカイラインと呼ぶそうだ。島には高い山はなく最高標高でも百数十m。たいした登りはないが疲れた身体には応える。相棒は坂嫌いで、登り坂はすぐに歩いてしまう。のんびりと島を縦断する。
















思い出したように軽トラとすれ違った。ここは今回の最高地点で標高約80m。木陰が恋しいくらいの気温だ。島の緑も濃くなっている。島を縦断して答志漁港の路地を歩いた。漁村特有の曲がりくねった細い路地の中に1軒の飯屋があった。昔、TVでも紹介された「美人姉妹」が経営する店だそうだが、一昨年入ってみたら昔の美人はそれなりに年を取っていた。今回は寄らなかった。



和具漁港で魚の水揚げを見た。ぴちぴち跳ね上がる魚たちを見た後、近くの寿司屋に入った。さぞかし鮮度のいい魚にありつけると思ったが期待は外れた。舌の肥えた女房の採点はからかった。第一、刺身定食の刺身が、向こう側が透いて見えるくらい薄い。なんだこりゃ。
時が止まったような島でのひと時を過ごし、答志島を後にした。天気予報は雨だったがよく晴れてくれた。島の隅から隅まで走って十数km。今の体力ではこれが精一杯か。和具漁港から鳥羽佐田浜に帰る。530円。自転車代140円。
がらがらの定期船の上甲板に上がり、爽やかな風を楽しんだ。