2010-12-19 知多遍路 その1

きのう行くはずだった知多遍路、時雨交じりの寒気にへこたれて沈殿。
今日は一転小春日和。ちょっと走ってみることにした。お供はBIANCHI−LUPO。
豊明市の1番寺「曹源寺」までは車。

境内一杯に出店が出ていた。

このシクラメン3月一杯は持つという。納経所の親父さんに尋ねたら9のつく日は市がたつそうだ。年末の29日はもっとすごいらしい。



納経所のオヤジさん。顔がぶれてしまったので小さめの写真で。

喧騒の1番寺を後に静かな町並みを走り2番寺「極楽寺」に着いた。


厳かな雰囲気の中、奥に鎮座まします弘法大師様。

静かな境内の中に大きな観音様が背に陽を浴びて立ってござった。

3番寺「普門寺」へ。
2番寺から近い。
お堂の前に巨大な数珠が。
滑車に吊られておりエンドレスで回転する。
回すと大きな数珠玉が乾いた音を立てて落ちて来た。


4番寺「延命寺」へ。
ここの山門に不思議な彫刻物が。
象みたいな動物に乗っかって、頭で柱を支えているようだ。
顔をゆがめて踏ん張ってる様子が分からないのが残念。


4番寺を後に幹線道路を7番寺「極楽寺」へ向う。
渋滞している車の横を20km/hですいすいと走る。
たまらない気持ちだ。
JR線をまたぐ陸橋の上でたわわに実った柿の実が。


7番寺を後に細かい路地を通って8番寺「傳宗院」へ。
以前3回訪れたうちの2回は若い坊さんが右側のバスケットゴールで遊んでいた。今日は誰もいない。ここでコンビニで買ったサンドイッチを頬張った。
左はお堂の前の桧。丸い実をいっぱいつけているが写真ではちょっと分かりづらい。



8番寺から6番寺へ向う途中、
大府市の愛知県健康の森公園前でカラフルなマンホールの蓋を見つけた。
家へ帰って確認したらまだ未登録の蓋だった。
早速マンホールの蓋探検隊に投稿した。


ちょっと迷って6番寺「常福寺」へ。
14:30、午後の陽射しが暖かい。
このお堂の前のベンチでのんびり日向ぼっこした。
疲れもちょっとでてきた。


今日最後の5番寺「地蔵寺
陽射しも傾いてきた。
笠が深くてお顔が見えないお大師様。

5番寺で般若心経を唱える男性。
市がたった1番寺以外は、どのお寺でもたまに参拝者が訪れるだけ。静かなものだった。
この後、車をデポした1番寺へ戻る。
JR共和駅付近で信号待ちしていたら、横から
「自転車で弘法さま周りをしているの?えらいわ〜」、との声
横を向くと中年の御婦人がこっちを見ていた。
抗がん剤の副作用が抜けてたまたま体調がいい今、自転車に乗りたくて一石二鳥も三鳥も兼ねた、このお遍路ポタ。
そんな風に見られるのが面映い。
大府付近は丘陵地帯が多い。1番寺へ戻る途中、伊勢湾岸道の下を走ったがup−downが多い。
体力の衰えを痛感。
4期の肺がんを抱えた身がこんなことをやっていていいのかという不安が胸をよぎる。
走行距離29km max40.2km Av・13.3km