知多四国遍路ポタその2


12月27日、寒いけど風がないのに誘われて遍路ポタへ。今日の遍路は9番寺「明徳寺−東浦町」からのスタート。
車で向うが記憶があやふやで狭い路地で立ち往生。通りがかった自転車のおばさんに尋ねると、
「後をついておいで」と言って坂道を登り始めた。
おばさんになナビされて9番寺へ。
菅笠姿のお大師様に出迎えられた。

半開きの大師堂の前に護摩木が。
「100円か、安いな」
お願い事を書くが筆の墨がきれて書きにくい。
扉の前にお菓子が供えられている。
「94歳の近所のおばあさんが毎日供えに来るんです」と、お寺の人。
「全部お持ちになってください」という言葉に甘えて、二つ頂戴した。



9番寺を後にして10番寺「観音寺」へ。またまた記憶があやふやでうろちょろする。聞きたくても人通りもない。やっと訪ね当てた10番寺。寂しいところだ。境内の栃の木が立派だ。真冬なのに緑が濃い。



12番寺「福住寺」も分かりづらい。境内のベンチでコンビニで買ったサンドイッチを喰う。背中を暖めてくれていた太陽が雲間に隠れ肌寒い。
この後16番寺「平泉寺」へ向う。
お堂の中でいろいろ売られている。
「呆けない5ヶ条」は前回買って納経帖にはさんである。
この日は「世渡りの道」を買った。
17番寺「観音寺」は近い。呼び鈴を押すと子供が出てきて、納経帖に押印してくれた。留守番できてえらいぞボク。
15番寺「洞雲院」は改築中でお大師様も仮住まいだった。
ここは14番寺「興昌寺」。本堂の前の観音様が美しい。
この後13番寺「安楽寺」へ。
どこもかしこも人気がなく寒々していた。
13番寺から、沈みかける夕日と競争するように、車をデポした9番寺へ帰る。知多丘陵地帯の快適なツーリングだ。
お供はBIANCHI−LUPO。距離27km。
今日はたいして疲れなかったぞ。