日々の出来事


音に命を吹き込んだ
1月某日、amazonで注文したレコードプレイヤーが届いた。
四十数年前、給料が一万円ちょっとの時、レコード盤は1枚2000円近くした。その頃買いためた盤が約80枚、押入れに眠っていた。
再び命を吹き込まれたレコード盤はほぼ30年ぶりに歌い始めた。
CDの音とは違う。
レコード盤の声だった。


針圧の調整が微妙だ。
そこで活躍したのが捨てきれずにとってあったこの針圧計。構造はシンプルだが使い勝手も信頼性も抜群。右側の写真は裏側で、ボッチはバランスをとるための支点。



血は騒げど
1月某日、1年ほど前TREKで数回走った牧之原台地を車で走った。
そこでおいらの心を捉えたのが台地を横断するこの県道69。静かな茶畑の中をくねくね伸びるロードに血は騒いだ。
ここを走りたい!
ここへ戻ることができるだろうか?
今はできないが必ず戻って来るんだ。


無農薬玄米
柳原和子さんの「がん患者学」に、”玄米でガンが治るか”と、医者に馬鹿にされる話が出てくる。
ところがところが、がんセンターの医者である夫がガンになったため、その奥さんが「主人がガンになったんです。どうしたらいいでしょう?」と、相談されたがん患者がいるのです。
これって、どうなの?
とにかく、お米の命が詰まった胚芽の部分を”精米”作業で取り除いてしまった”白米”は食べたくない。
これは名鉄百貨店地下食料品売り場で買った無農薬玄米。稲を食い荒らす虫たちを食べてくれたあいがも君に感謝して今日もいただいています。



老舗繁華街の横で
トリプル選挙で全国に名を売った名古屋。河村市長が圧倒的な得票で再選された。地方議員を家業にしている人たちも”議員報酬は半減でけっこうです」なんて、慌てだしている。
基本的に議員はボランティアであるべきだ。”出たい人より 出したい人を”。理想は遠いなぁ。
その河村市長が選挙の時、自転車に乗って話題を振り撒くのがこの老舗繁華街、大須
この繁華街の一角にある中小企業福祉会館で、2月5日、がん患者の会「いずみの会」の講演会が開かれた。福岡・富山・埼玉・東京はじめ140名ほど参加。
繁華街の喧騒をよそに、命の切実な問題が話しあわれていた。