知多半島遍路ポタをしながら考えた

厳しい寒気は去った。梅も見ごろを迎えた。知多半島遍路スローポタの続報。

今回は陶器の郷、常滑周辺の弘法様を巡った。
まず61番寺「高讃寺」
この山門?の中に一対の仁王様が鎮座していた。
ちょっと汚れているけど、4040SNSに投稿するために撮影する。



58番寺辺りにあったぽっくり地蔵さん。
いまはがん細胞がおとなしくしているみたいだが、暴れだす前にぽっくり逝かしてくれとお願いする。
ちゃぁう、ちゃぁう、がん細胞を消滅させるためにこうやってお遍路しているんだ。
心は揺れる。

知多半島中央部のなだらかな丘陵地帯にある62番寺「安楽寺」。
時間が止まりそうな雰囲気にあるのだが・・・・・

静かな環境を破って空から騒音を撒き散らす輩がいる。
モーターパラグライダーだ。
動力の助けを借りて空を飛ぶなんて、
パラグライダー乗りの風上にも置けん。
当人はいい気になっているが、どれだけ大勢の人が迷惑しているのを考えたことがあるのか?



ちょっと腹を立ててペダルを回し、62番寺「洞雲寺」へ。
本堂の前にお釈迦様がおられ、その前にザラ板が置いてある。
そこへ座ってお釈迦様を見上げると目が合うようになっているそうだ。
なるほど・・・・

すぐ近くに黒猫(さん)がいたので、挨拶しようと思ったら逃げられてしまった。
黒猫(さん)逃げないで。





いよいよ常滑市街に向う。細い路地を走って64番寺「宝金寺」へ。境内に「ガン封じ地蔵」さんがいた。封じ込めてもらうのもいいなと思い、お賽銭を入れる。






またまた細い路地を走って63番寺「大善院」。ここはもう「常滑焼き物散歩道」の一角だ。お寺の屋根越しの常滑の風物詩、赤い煙突がにょっきりと姿を見せた。常滑市指定天然記念物の大イブキ(ヒノキ科)。巨大すぎてカメラに収まらない。枝は横方向に伸びているのに。



大善院は本堂を改修中だ。資金がいるので、屋根を葺く銅版に1000円でお願い事を書くことができる。いろいろ迷ったけどやはりこれしかない。
「家内安全」
いまさら「無病息災」も「身体剛健」もないし。「一病息災」のお願いも変だ。


このあと65番寺「相持院」を訪ね、「焼物散歩道」の一部を走って車のデポ地61番寺へ戻った。