五条川の桜 in 2012


岩倉市から入鹿池まで、五条川の堤に沿って20km以上続く桜並木。
走れるか? 走りたい!
今日は走れそうだ、行こう!
また、あの桜並木に会えるのだ。
BD‐1を車に積んでハンドルを握る心も踊る。
いつものように名鉄大山寺駅近くの畦道に車を止めて走り出す。
いつものように名鉄電車の見送りを受けて出発。


五条川の桜はここから下流も続いているが、若い桜が多い。
ここから上流に向って始まる桜並木はお気に入りだ。
この辺り歩く人も少ない。


桜のトンネルを行く。
道路は桜の根っこに持ち上げられて凹凸が激しく走りにくい。


いつもの橋の上で、
いつもの風景を写す。

岩倉市の中心部に近づくと、人通りも増え、屋台も出始める。
ぼんぼりやちょうちんも賑やかだ。
自転車は押して歩くことが多くなる。

お祭り広場。
平日でこの人出だから、
日曜日は人並みに押されて、
五条川へこぼれた人もいたんじゃないか?

やがて人波も減り、安心して自転車を走らせる。
大口町扶桑町の花見ポイントで再び屋台が現れるが、
屋台は狭い範囲に集まり、岩倉のように堤防上に延々と屋台の列ができることはない。

川の中に小さな堰が現れ、

ザックを背に五条川を楽しむ人々を見て、
手製のお握りを喰う。


お握りと、甘夏のようなものを喰いながら、
眼前の花に語りかける。
「来年も必ず来るから
咲いて待っていておくれ」

ここは五条川と木津用水の合流点。
入鹿池まで行きたいが無理をしないで木津用水沿いに、
名鉄木津用水駅を目指す。

丹羽高校横の桜。
下校時間らしい。
自転車置き場に集まる、若い華やいだ声を聞きながら木津用水駅へ。
輪行大山寺駅へ戻った。
走行距離18km。